洗濯効率を上げる「やらない家事リスト」
――時間も労力も節約できるスマート家事術
■ はじめに:頑張りすぎていませんか?
毎日の洗濯、「やること」が多すぎて疲れていませんか?
洗剤を量る、仕分けする、干す、畳む、しまう…。
それに加えて家族分の洗濯までこなすと、1日があっという間に終わってしまうもの。
しかし実は、“やらない”家事を決めることが洗濯効率を劇的に上げる近道なんです。
今回は、「頑張りすぎない家事」をテーマに、洗濯の時短・節約・ストレス減を同時に叶える「やらない家事リスト」をご紹介します。
■ やらない家事①:毎回の仕分け洗い
色物・白物・タオル・靴下……細かく分けるのは時間のロス。
実は、色移りしない洗剤や洗濯ネットを活用すれば仕分けは不要です。
最近は「混ぜ洗いOK」の中性洗剤や、洗濯物保護用のメッシュバッグも充実しています。
✅ 代替策
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濃い色物は「ネットに入れて」そのまま同時洗い
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汚れの強い作業着は、週末にまとめ洗い
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洗剤は「液体タイプ+酵素配合」で洗浄力アップ
■ やらない家事②:毎回柔軟剤を計量する
毎回キャップで量を測るのは地味に面倒。
柔軟剤入り洗剤や自動投入機能付き洗濯機を使えば、この工程をカットできます。
✅ 時短ポイント
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「オールインワン洗剤」で柔軟剤不要
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まとめ買い時に詰め替えを使いやすいボトルに移し替え
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香り付き柔軟剤を使うより、部屋干し消臭タイプで清潔感重視
■ やらない家事③:洗濯物を1枚ずつハンガーにかける
1枚ずつかけるのは、手間が多い上に乾くのもバラつきがち。
まとめ干し・吊るし干しスタイルなら、時間もスペースも節約できます。
✅ 効率UPアイデア
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ピンチハンガーを使い、「靴下・下着」を一気に干す
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ワイヤー式物干しで取り込みも一瞬
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乾燥機能付き洗濯機+浴室乾燥機で雨の日もノーストレス
■ やらない家事④:全ての衣類を畳む
「畳むのが一番めんどう…」という声、実は多いんです。
畳まない収納を選べば、そのストレスが消えます。
✅ 畳まない収納術
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Tシャツや下着は引き出しに“立てるだけ”収納
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子ども服は「カゴごと収納」
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シワが気になる服はハンガー収納で完結
👉 クローゼットの中を「吊る収納中心」にすれば、見た目もスッキリします。
■ やらない家事⑤:毎日洗濯する
毎日洗うのが当たり前と思っていませんか?
実は、2日に1回のまとめ洗いの方が水道代・電気代・洗剤代が節約できるケースも。
✅ まとめ洗いのコツ
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洗濯槽容量の「7〜8割」を目安にする
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部屋干しスペースを確保しておく
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汚れた部分だけ手洗い→仮干しで臭い防止
■ やらない家事⑥:アイロンをかける
アイロンがけも立派な「やらない家事」の対象。
最近の衣類は形状記憶シャツやシワになりにくい素材が主流です。
✅ 手間ゼロにする工夫
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「脱水を短く」して自然な伸びをキープ
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干す前に軽く振ってシワをのばす
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乾燥機の「しわ伸ばしモード」で代用
■ やらない家事⑦:全員分の洗濯をまとめて管理
家族全員の洗濯物を一手に引き受けると、負担が増えるばかり。
家族ごとの洗濯袋制を導入して、「自分の洗濯は自分で」スタイルに変えましょう。
✅ 分担でラクするコツ
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個人用ネットバッグを用意
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乾いたら各自で畳んで収納
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子どもにも「洗濯干し係」など簡単な役割を
■ まとめ:やらない勇気が、ゆとりを生む
洗濯効率を上げるコツは、“頑張る”ことではなく“手放す”こと。
全部やろうとせずに、「やらない家事リスト」を決めておくことが、家事ストレスのない生活への第一歩です。
「完璧じゃなくていい」
「手を抜く=工夫する」
この考え方が、結果的に家も心も整う一番の近道になります。
💡ポイントまとめ
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混ぜ洗い&まとめ洗いで時短
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自動投入機能や乾燥機能をフル活用
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畳まない収納・吊る収納でストレスゼロ
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家族で分担して洗濯の負担を減らす