お賽銭は115円がおすすめ？縁起の良い金額と避けたい組み合わせを徹底解説！
神社やお寺にお参りに行った際、お賽銭箱にいくら入れようか迷った経験はありませんか？ 実は、お賽銭の金額にはそれぞれ意味が込められており、特に「115円」が良いとされる理由があるんです。
今回は、お賽銭の金額に込められた意味や、縁起が良いとされる組み合わせ、そして反対に避けるべき金額について、詳しくご紹介します。これを読めば、次のお参りから、より心を込めてお賽銭を入れられるはずですよ。
お賽銭の金額に込められた意味を知ろう
お賽銭の金額に込められた意味は、主にその語呂合わせ（ごろあわせ）からきています。
- 5円（ご縁）：「ご縁がありますように」と、最も一般的で親しまれている金額です。
- 10円（とおえん）：「遠縁（遠いご縁）になる」とも言われるため、5円と組み合わせて使われることが多いです。
- 20円（二重にご縁）：5円玉を2枚入れることで「二重にご縁がありますように」という意味になります。
- 25円（二重にご縁）：これも「二重にご縁」につながるとされます。
- 30円（三重にご縁、安定したご縁）：「三重にご縁」や、「安定したご縁」といった意味合いで用いられます。
- 35円（再三ご縁）：「再三ご縁がありますように」と、何度も良いご縁があることを願う際に良いとされます。
- 45円（始終ご縁）：「始終ご縁がありますように」と、常に良いご縁が続くことを意味します。
- 50円（十重にご縁）：5円玉が10枚で「十重にご縁」とされ、大変縁起が良いとされます。
- 60円（六十円＝むじゅうえん）：「無事に縁がありますように」と読めます。
- 115円（いいご縁）：そして今回のテーマでもある「いいご縁」という語呂合わせから、特におすすめされる金額です。
- 125円（十二分にご縁）：「十二分にご縁がありますように」と、十分に良い縁を願う際に適しています。
- 485円（四方八方からご縁）：「四方八方からご縁がありますように」と、広範囲からの良い縁を願う際に使われます。
なぜ「115円」が特に良いとされるの？その組み合わせ方
「いいご縁」と読めることから、特におすすめされる115円。では、どのように組み合わせれば良いのでしょうか？
一番シンプルなのは、100円玉1枚と10円玉1枚、そして5円玉1枚の組み合わせです。これでちょうど115円になりますね。
他にも、下記のような組み合わせも可能です。
- 50円玉2枚 + 5円玉3枚 = 115円
- 10円玉11枚 + 5円玉1枚 = 115円
- 5円玉23枚 = 115円（これはちょっと大変かもしれませんが…！）
要は金額が115円になればOKです。自分が用意しやすい硬貨で組み合わせてみましょう。
避けるべき金額と、その理由
お賽銭には、一般的に避けた方が良いとされる金額もあります。これも語呂合わせが関係しています。
- 10円（とおえん）：「遠縁」を意味するとされ、良いご縁が遠ざかると言われることがあります。単体で入れるのは避けて、他の硬貨と組み合わせるのが無難です。
- 500円（これ以上の硬貨がない）：「これ以上硬貨がない」という意味合いに繋がり、金運がそこで止まってしまうという説があるため、避ける人もいます。
- 穴の開いていない硬貨（1円玉、500円玉）：「見通しが悪い」と解釈されることがあるため、特にこだわりがない限り、穴の開いた5円玉や50円玉を優先する人もいます。
ただし、これらはあくまで語呂合わせや迷信のようなものです。最も大切なのは、神様や仏様への感謝の気持ちです。金額にこだわりすぎず、心を込めてお賽銭を入れることが一番大切だということを忘れないでくださいね。
大切なのは「気持ち」と「清らかな心」
お賽銭の金額にまつわる話は、あくまで「ゲン担ぎ」や「おまじない」のような側面が強いです。宗教的な意味合いよりも、人々が願いを込める際の心の表れとして、こうした語呂合わせが生まれたのでしょう。
金額にとらわれず、清らかな心で感謝や願いを伝えることが、お賽銭の本来の意味です。お賽銭を投入する際には、神様や仏様への敬意を忘れず、心を落ち着けてお参りしましょう。
まとめ
お賽銭の金額には、それぞれ面白い意味が込められています。特に「いいご縁」に繋がる115円は、新しい出会いや良好な人間関係を願う際にぴったりの金額です。
しかし、最も大切なのは、金額の多寡ではなく、日頃の感謝や、未来への願いを込めてお賽銭を捧げるその「気持ち」です。語呂合わせを楽しみつつ、清らかな心でお参りをして、良いご縁を引き寄せてくださいね！