カマキリ飼育で昆虫ゼリーはNG?本当に必要なエサと長生きの秘訣!


庭でカマキリを見つけると、その堂々とした姿や鎌を構える様子に魅了されて、「お家で飼ってみたい!」と思う方もいるかもしれませんね。いざ飼育を考えると、まず気になるのが「何をエサにあげたらいいんだろう?」ということではないでしょうか。

よくクワガタムシやカブトムシのエサとして使われる昆虫ゼリー。「カマキリも昆虫だし、これでも大丈夫なのかな?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

今回は、カマキリの正しいエサについて、そして長生きさせるための飼育のポイントを、優しい言葉でご紹介します!


ズバリ!カマキリに昆虫ゼリーは適している?

結論から言うと、残念ながら昆虫ゼリーはカマキリのエサとしては適切ではありません。

昆虫ゼリーは、主に樹液を吸うカブトムシやクワガタムシのために作られています。糖分が主成分で、彼らにとっては大切な栄養源になりますが、カマキリに必要な栄養素はほとんど含まれていないんです。

カマキリは肉食の捕食者(ハンター)。生きている虫を捕まえて食べることで、必要なタンパク質や水分、ミネラルなどを摂取しています。そのため、昆虫ゼリーだけを与え続けても、栄養失調になってしまったり、そもそも食べなかったりすることがほとんどです。


カマキリが本当に喜ぶエサは「生きた虫」!

カマキリを元気に育てるためには、やはり生きた虫を与えるのが一番です。彼らは、動くものに反応して獲物を捕らえる本能を持っています。

具体的にどんな虫が良いかというと、以下のようなものがおすすめです。

  • コオロギ: ペットショップなどで簡単に手に入ります。サイズも豊富なので、カマキリの大きさに合わせて選びましょう。
  • ハエ: 自宅にいるハエを捕まえるか、釣具店などで「サシ」として売られているものを育ててハエにすることもできます。
  • ショウジョウバエ: 小さなカマキリの赤ちゃんには特におすすめです。
  • バッタ・キリギリス: 自然界で捕まえることができます。農薬がついていないか注意しましょう。
  • ゴキブリ(デュビアなど): 抵抗があるかもしれませんが、爬虫類のエサ用として繁殖されたものが販売されており、栄養価が高いとされています。

エサとなる虫の大きさは、カマキリの体長の半分くらいまでを目安にしてください。大きすぎる獲物は、カマキリにとって危険な場合もあります。


カマキリにエサをあげる頻度は?

エサをあげる頻度は、カマキリの年齢や活発さによって変わります。

  • 幼体(小さいカマキリ): 毎日〜2日に1回程度
  • 成体(大きくなったカマキリ): 2〜3日に1回程度

カマキリがお腹を空かせているか、お腹が膨らんでいるかを見て調整してあげましょう。食べ残しはケースから取り除き、清潔を保つことも大切です。


エサ以外も大切!カマキリ飼育のポイント

カマキリを快適に、そして長生きさせるためには、エサ以外にもいくつか気をつけたいポイントがあります。

  • 飼育ケース: 十分な広さがあり、通気性の良いケースを選びましょう。脱皮の際にぶら下がれるように、枝や網などを立てて入れてあげると良いです。
  • 水やり: 毎日、霧吹きでケースの壁や枝に水を吹きかけ、水分補給ができるようにしてあげましょう。カマキリは水を飲むのが苦手なので、直接水皿を置くよりも、葉っぱについた水滴を舐める方が自然です。
  • 温度と湿度: 極端な暑さや寒さは苦手です。適度な温度(20〜30℃程度)と湿度を保つように心がけましょう。乾燥しすぎると脱皮不全の原因になることもあります。
  • 脱皮: カマキリは成長するために何度も脱皮を繰り返します。脱皮中は非常にデリケートなので、刺激を与えないようにそっと見守ってあげてください。

まとめ:カマキリ飼育は「愛」と「理解」がカギ!

カマキリを飼育する上で、昆虫ゼリーは残念ながら適切なエサではありません。彼らの肉食動物としての本能と、生きたエサを必要とする栄養特性を理解することが、健康で長生きさせる秘訣です。

カマキリのユニークな生態を観察しながら、正しい知識と愛情を持って飼育に挑戦してみてくださいね!

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